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2008年4月26日 (土)

久しぶりのBrass

会社を30分早めに出てBlitz Brassの第4回定期演奏会に行く。高校生の定期演奏会や、社会人の吹奏楽は何度か聴いたことがあるが、ほぼプロの演奏家によるブラスは初めてだ。心はワクワク。
 30分前に会場に着くと長蛇の列。しかも女子高校生が多い。サラリーマンはちらほら。あとは中年のご夫婦とおぼしき人達。
会場のホールは8割がた席は埋まっている。

 19時05分、演奏が始まる。そのプレーヤーの多さにびっくり。あわててプログラムを見るとクラリネットが15人、次いでパーカッションの11人。サクソフォンが6人、トランペット6人、そして驚く事にチューバが2人、ホルンが5人もいるなど総勢64人。30人学級だと優に2クラス分だ。もちろん全員が一緒にステージに上がったかどうかは分からない。

 指揮者は常任指揮者の松元宏康氏。彼は洗足学園音楽大学を卒業後「杜の都」仙台で活躍されたとの事。
1曲目はWilliam H. Hillの「セント・アンソニー・ヴァリエーションズ」。5つの楽章から成っている。
 現代音楽なのだろうか。音がやたらと大きい。パーカッションが強く、それに負けじと金管楽器隊が頑張っている。僕にはさっぱり分からない。「こりゃ駄目だ」と思いつつも「最後までとりあえず聴いてみるか」と思う。しかしレベルの高さはすごい。15人のクラリネットが1人で演奏しているがごとくに聴こえる。並じゃない。

 2曲めはAlfred Reedの「アルメニアン・ダンス・パート1」軽快だが、それでも重たい。今ひとつノレない。

 3曲目はClaud T Smithの「フェスティバル・ヴァリエーションズ」。聴いていたけどあまり記憶にない。1曲目の衝撃がまだ尾を引いている。

 そして15分の休憩後、世界初演の八木澤教司作曲の「アルルカンの謝肉祭」。「これもまた訳の分からない現代音楽だろう」と思っていたが、確かに「現代音楽」ではある。だけど聴いていると心地よい。分かりやすい。

 音楽の「分かりやすい」「分かりにくい」とは何ぞや?と問われても数学みたいに答えは一つでなく、ましてやその時の気分も左右するので何とも言いがたい。

 テーマが繰り返し演奏され、しかもそれが違ったパートが奏でる。聴いているうちに取り込まれてしまった。「神秘」というか「シュールリアリズム」というか、何とも不思議な感覚を覚える。気がつくと足でリズムを採っていた。
 演奏が終わると、多分、作曲者の八木澤氏とおぼしき人が壇上に招かれ指揮者と握手をしていた。いったいあの人は何なのか?

 最後はJames Barnesの「ファンタジー・ヴァリエーションズ」。前の曲が面白かっただけに、上の空で聴いてしまった。

 もちろん、アンコール曲は演奏された。聴いた事のある曲ではあるがなんと言う曲かは忘れた。JAZZの曲をテーマにしていた。

 心地よい気分で帰宅。いい日だった。

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