若者が生きずらい日本
6月16日日本ジャーナリスト会議〔JCJ)の6月集会が水道橋の全水道会館で開催された。基調報告は齋藤貴男さん。ゲストスピーカーに「君が代」の伴奏を拒否して処分された佐藤先生、若者の労働運動を援助している「首都圏青年ユニオン」の川添さん、それ「アメリカ軍がいずらくなる日本」をめざしてる金子さんの3人。中でも壮絶だったのは川添さんの若者に対する企業の姿勢の話だ。
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6月16日日本ジャーナリスト会議〔JCJ)の6月集会が水道橋の全水道会館で開催された。基調報告は齋藤貴男さん。ゲストスピーカーに「君が代」の伴奏を拒否して処分された佐藤先生、若者の労働運動を援助している「首都圏青年ユニオン」の川添さん、それ「アメリカ軍がいずらくなる日本」をめざしてる金子さんの3人。中でも壮絶だったのは川添さんの若者に対する企業の姿勢の話だ。
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すごい本に出会った。まさに「本との正面衝突」という感じを本当に感じた。僕は打ちのめされた。
なにがって米原万里著「打ちのめされるようなすごい本」を読んでの感想だ。この本自身が「打ちのめ」している。これでもか、と。
米原万里さんは今年5月に逝去された。その直前,僕が所属している日本ジャーナリスト会議の集会にパネラーとして参加していただく予定だった。しかし,その当日、癌の再発で緊急入院。パネラーとして参加していただけなかった。そして死去。誠に残念である。
米原さんはロシア語の通訳として有名だ。幼い頃プラハのロシア学校にいたという。もちろんロシア語は堪能。書評もご自身で選んだのだけではないと思うが、ロシアや東欧の事を書いたものが多いし、猫や犬のこともかなり書評している。
その「遺稿集」というか、彼女の書評「1995年から2006年までの全書評」と「腰巻き」にはうたっている。
296冊以上の書評が索引を入れて535ページになっている。こんなにまとまると「読書の指針」のようだ。書評された本も猫の本,犬の本、ブレジネスやスターリンに関する本、禿やおならの本、バルカン半島の本など多岐に渡り、ついには辞書の書評まである。ただ,食べ物についての本の書評は皆無に近い。もちろん,推理小説の書評もあるが。
そしてその中で米原さんは齋藤美奈子「読者は踊る」の書評で書評する姿勢の難しさを「実は楽しいんだよ」といいつつ「やはり本命と心に決めた本を、簡単に諦められないというのも恋と同じなのだ。だから私の下手な推薦文に惑わされずに、とにかく読んでみて!読みなさい!読むんだ!読め!読んでください!」と叫ぶ。
大変な読書家。よくこんなに読む時間があったと思う。
僕ももっと真剣に本を読まなくてはいけないなあ、とつくずく思う。
「打ちのめされるようなすごい本」文藝春秋社 2286円+税
2006年10月15日第1刷
2006年10月30日第2刷
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日本ではあまり知られてない作家”ジャック・リッチ”の短編推理小説。
283ページに14の短編がある。約16ページで一話完結の短編。
この本のタイトルになってる「10ドルだって大金だ」に引かれて読んだが、¥2000+税は安いもの。
久しぶりに推理小説の醍醐味を感じたし、一方では短編小説の小気味よさを感じた。
短編小説は、語彙を厳選しなくてはならない。この書は一編ごとに訳者を明記し、まさに翻訳の腕前を披露しているかのようだ。それはまた、読者としては嬉しい。
さて、本題だが、方の樵らない、しかし含蓄を含んだ「訳文」を楽しみながら読んだ。
最初の「妻を殺さば」の意外性。ほんのタイトルになっている「10ドルだって大金だ」の動転とエスプリ。「誰も教えてくれない」の肩すかし・・・。
休日にウイスキーでもなめながら一読の価値ありですね。
河出書房新社 2000円+税
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先日のBLOGにも書いたが、僕は今いわゆる「夏休み」を取っている。本当はもっと後に夏休みを取りたかったのだが、体調が良くなく、結局夏休みにしてしまった。「体調が悪い」と言っても熱がある訳でも、食欲がない訳でも、ましてや外科的な不調ではない。仕事を考えるだけで心臓がキュゥと窄まってしまったり、会社に行けばそれがもっとひどくなるので、行かないだけ。(ちなみに今NHKで「慢性疲労症候群」を放送しているが、これとはちょっと違う)それ以外は何ともない。酒もうまいし、腹も減る。山道も歩けば夜ふかしもする。
昨日は晴れていたので午前中から近くの森林公園に行って「緑陰読書」。今日は台風7号の影響で外には行けないので図書館で読書。その合間に精神科にいって治療してもらう。
さて、そんな日を過ごしていると、思った以上に読書が出来る。思わぬ産物だ。嬉しくなってしまう。おかげで今朝は6時に起床して本を読んでしまった。
というのも実は昨日、図書館に行って本を借りる為の会員カードを作ってもらう時に、時間があったので近くにあった大橋巨泉さんの「巨泉日記」(講談社)を何の気なしに手に取ってぱらぱらみてたら、意外と、というか本当に面白い本であることを発見した。
簡単にいってしまえば(巨泉さん、すいません。気安く呼んで。)「自分の考えをしっかり持つ」「他人に迷惑をかけない」「人生の前半=定年前は、後半の人生を考えて生きる」ということ。もちろん巨泉さんは「金持ちだから言えるのだ」と言うことは簡単だ。しかし、この本を読むとそんなことは問題ではない。一人一人、個人個人の人生を「本人はどう設計し、実行しているのか」ということを問いかけている。銭の有る無しではない。自分がどういう生き方をしたいのか、その為にどれだけ努力しているのか、ということを問いかけている。素敵なことだ。巨泉さんは当然僕の先輩だから、若輩の僕が「素晴らしい」とは言いにくい。「僕もそうなりたい」というのは簡単だが、実は僕も同じことを考えていたし、そう生きてきたつもりだ。
今の小泉内閣が、最近の総選挙で大勝したのは、自民・公明に政権にを更にゆだねることが、自らの生活を苦しくする、ということが分かってない有権者があまりにも多すぎる、見た目だけのかっこよさだけを追い求める若者、あるいは団塊世代が多すぎるということを、巨泉さんは小渕内閣の時から既に警告を発していたのだった。だから、氏は代議士を辞めたのだと思う。
まあ、尤も民主党は玉石混合、主体的のない政党であるのにそれに乗っかった巨泉さんも罪はある。だって、民主党がどんな政党か分からなかったらしいから。
面白いけど改めて「人生」や「生きる」を考える本だった。
夏休みに、久しぶりにすっきりした1日だった。
PS:この本を読み終わった後、図書館で「巨泉1」」を1日で読み終わり、今また「巨泉2」を読書中。 2006.8.8記
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